他の病がないことが重要

更年期障害とは「更年期に自覚される症状のうち、器質的疾患の裏付けに乏しい不定愁訴を中心とする症候群」と定められています。診断にはその人が更年期にあたっているということ、そしてその症状を説明できる他の病がないことが更年期障害には重要です。

更年期障害はなぜ起こるのか。卵巣の働きが弱まってくると卵巣から分泌される女性ホルモンの一種、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減ります。このことが脳の中の自律神経中枢の働きを失調させます。これが更年期障害の主な原因です。

更年期障害の初期にあらわれやすい症状として、うつ状態、気力の低下、物忘れ、不眠、のぼせ、異常な発汗、イライラ、動機、肩こり、腰痛、関節痛、めまいなどがあります。比較的初期にあらわれるので、最初は更年期障害とは思わずに、見逃してしまいがちなので、注意が必要です。

更年期障害の主な原因

更年期障害の主な原因とされている、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下したままにしておくと、更年期障害の初期症状に加え、骨粗しょう症や動脈硬化という全身的な影響があらわれます。これらの症状は自覚症状が出にくいので、注意が必要です。

更年期障害の治療法には、大きく分けて2つの方法があります。心理療法(一般・支持療法)と薬物療法です。さらに、薬物療法にはホルモン補充療法(HRT)、抗うつ剤・抗不安剤の投与、漢方療法 の3つ療法が更年期障害治療の主なものです。

更年期障害の治療には、いろいろな治療法があります。その中でも、ある症状のうちどの症状が強いか、その人に最も適した治療法を選択します。あるいはいくつかの治療法を組み合わせた方法もあります。近年ではホルモン補充療法(HRT)が主要な治療法となっています。

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